1. 花笑み結よがという名に込めた想い

花笑み結よがという名に込めた想い


よく「なんて読むんですか?」と聞かれます。

読み方は『はなえみゆいよが』と読みます。


『ヨガ』とは

「ヨガ」とは、古代インドの言語サンスクリット語の「Yuj(ユジュ)=繋ぐ、結びつける」が語源となっています。

Yuj(ユジュ)は、牛や馬などを車に繋ぐ軛(くびき)のこと。

その語源から、「失ったバランスを取り戻す」、「自己を調和の取れた状態へ導く」という意味があるとも言われています。

心、体、魂を繋ぐための修行法として、紀元前2500年〜1800年頃、インダス文明で生まれたものです。

『花笑み(はなえみ)』とは

大和言葉で、“花が咲くこと” また、“蕾(つぼみ)がほころぶこと” という意味があります。

“人が微笑んでいる様子” を咲いている花に例えて『花笑み』と言います。

因みに、大和言葉とは日本古来からある言葉で和語と言われる柔らかく温もりのある優しい言葉です。

『結』とは

ばらばらであったものが、つながりあって一つにかたまる。と言う意味があります。


 

ヨガ教室を主宰するにあたり屋号を何にしようかと色々と考えました。

カッコよく英語にしようか、それともヨガ用語からつけようか…たくさんたくさん考えました。

しかしどれもなんだかしっくり来なくて…一度原点に戻ってみました。

私は日本が大好き。

日本の文化も人を想いやる気持ちも少し奥ゆかしい人間性も大好きだからやっぱり屋号も日本古来の言葉を使おうと決めました。

それから私が昔から座右の銘にしている言葉、『顔晴る』(がんばる)。

肩肘張って頑張るのではなく、苦難にもどうせ同じ時間を過ごすなら笑って楽しみながら乗り越えて行こうと言う意味を込めて顔晴る。

つまり人の笑顔が大好きなんです。

そこから大和言葉の『花笑み』を使おうと決めました。

 

わたし と あなた

あなた と からだ

からだ と こころ


わたしのレッスンを受けた方には聞き覚えのあるフレーズだとおもいますがレッスンの始めに必ず言う言葉です。

私たちは「人に必要とされたい」「誰かと結び付いていたい」という願望を無意識のうちに抱き、絶えずスマホをチェックして、本当の自分を見失いがち。

でも、スマホの電源を切って「自分の身体とこころ」に集中するヨガの時間だけは、ほかの誰でもなく自分自身とつながる時間、いつもがんばっているご自分に感謝をし、愛してあげる時間にして欲しいと願っています。

そして自分を大切にするように他の人も大切にして欲しい。

  

以前お見かけした言葉です。

わたしたちは沢山の人との繋がりの中で生かされています。

わたしを育ててくれている全ての人に感謝をし

わたしからあなたへ

そしてあなたから違う誰かへ…

この想いが次から次へとつながり笑顔の花が広がることを願い

花笑み結よが』という名前をつけました。