最後のシャバ—サナで自然と涙が出ました。
花笑み結よが/ヨガスタジオYJU からひとこと
最後にシャバーサナという仰向けになるおやすみのポーズをしますが、それは、「屍になっている状態」を意味しています。
私たちはいつも最後に死ぬことを練習しているんだそうです。
実は一番簡単そうで、一番難しいといわれているポーズで、究極のシャバアーサナが体験できると体の毒とでも言うのか、いろんなものが体から溢れるようになります。
または心の底からエネルギーが溢れ満たされたり、涙が次から次に流れたり、なんだか感動したりします。
いつも呼吸から始まるのは、「生」であり、最後のシャバーサナでは「死」を意味し、私たちはマットの上で自分の人生を歩んでいます。
ヨガを行う短い時間の中で、自分の人生を体験しています。マットの中でチャレンジできない人、できる人、怠ける人、集中する人…。実は現実の世界でも同じことをしていませんか?
そして怠けていた人やチャレンジしなかった人は、最後のシャバーサナで出し切れなかった身体を持て余して落ち着かないでたり、やりきった人はいい時間だったとなんだか心地いい気分を味わってマットへ身体を委ね自然と涙が込み上げて来たりします。
やっぱり「人生の最後は、いい人生だった」と思って最後を迎えたいなと思います。その練習をヨガの短い時間で毎回行っています。